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原油相場は反落です。前日の反発も長続きせず、その上げ幅をほとんど削ってしましました。

12月14日の NYMEX WTI 原油先物の終値は前日比$1.38安の$51.20/bblで、引け後の時間外取引は$51/bbl台前半です。

ベーカーヒューズによると、12月14日時点の米国の油井リグ稼働数は873基で前週比4基減でした。2週連続の減少です。 EIA 統計の産油量も前週比日量10万バレル減っており、米国の生産量増勢に陰りが見えます。

とはいえ、WTI 期近の順鞘はむしろやや拡大しており、足下の市場の余剰感は消えていないようですね。

引け後に米国商品先物取引委員会 (CFTC) が発表した12月11日時点の建玉報告では、ヘッジファンドによるWTI 原油先物の買い越し幅は前週比9.0%減で11週連続の縮小となりました。買い玉残高が2013年3月以来の低水準となると共に売り玉が昨年10月以来の 高水準です。ファンドの買い越しは2016年8月以来最も少なくなっています。

 (参 考図表)

総取組高は前週比0.1%増。3週連続の増加です。

中国国家統計局によると、11月の同国の原油処理量は日量1,232万バレル相当の5,046万トンで前年比2.9%増でし た。年初来の累計では同7.2%増となっています。

 11月は原油輸入量が前年比15.7%増で初めて日量1,000万バレルを越え、国内産油量は同1.3%減と再び 減少に転じたものの月間の国内需給バランスは768万トンの余剰と今年1月以来の大きな供給過剰になりました。

一方、11月の中国の鉱工業生産は前年比5.4%増でリーマンショック時以来の低い伸びを示し、先行きのエネルギー需要に不安を 感じさせます。

最新情報&更新情報

2018.12.15 CFTC建玉報告を更新しました。
2018.12.13 米国の需給を更新し ました。
2018.12.12 日本の需給を更新しました。